【全21種】介護の資格の種類|給料アップや現場で役立つ実践的な介護資格とは

介護資格 介護士

介護業界において、介護資格はたくさんの種類があります。

その中でも、実際に現場で役に立つものや、資格を取ることで給料が上がるもの上がらないもの様々です。

また、働く職場や歩むキャリアによっても、おすすめの資格は変わります。

そこで今回は、給料アップや現場で役立つ実践的な介護資格をテーマ別に解説しましたので、あなたに合う資格がないか探してみてください!

介護士・看護師

介護現場における重要な資格

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)

▼研修期間▼

1ヶ月~4ヶ月(約130時間)

▼受験資格▼

特になし

介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)は、介護業界でこれから働こうと考えているのであれば、まず取得してほしい資格です。

資格を持っているからいないかで、働ける職場の選択肢が増え、対応できる介護業務の幅も増えます。

実務者研修(ホームヘルパー1級)

▼研修期間▼

2ヶ月~6ヶ月(約450時間)

▼受験資格▼

特になし(初任者研修を持っていると有利)

実務者研修は、介護福祉士になるために必要な資格ですので、キャリアアップにおいて重要な位置づけの資格です。

資格要件は特にありませんが、研修内容が介護現場の実務的な内容が中心になるため、介護未経験の方であれば、先に初任者研修の資格を取得することをおすすめします。

また、初任者研修の資格を持っていることで、約130時間分の研修時間が免除されます。

介護福祉士

▼研修期間(勉強時間)▼

3ヶ月~6ヶ月

▼受験資格▼

実務者研修+介護の実務経験3年(1,095日)以上+従事日数540日以上

介護職員基礎研修&喀痰吸引等研修+介護の実務経験3年(1,095日)以上+従事日数540日以上

介護福祉士は国家資格になりますので、介護現場では重宝される資格です。

介護福祉士を取得することで、給料アップや、今後のキャリアアップの幅がグッと広がります。

介護福祉士になるまでの道のりは、こちらの記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。

介護福祉士になったあとに取得したい資格

介護福祉士を取得するだけでも十分すごいですが、そこからさらにスキルアップしたいという方向けに、おすすめの介護資格です。

喀痰吸引等研修

▼研修期間▼

1ヶ月~4ヶ月

▼受験資格▼

特になし(実務者研修、介護福祉士の資格を持っていると有利)

実務者研修の履修項目の「医療的ケア」の部分でも、喀痰吸引については触れるので、用語を聞いたことのある方は多いでしょう。

喀痰吸引等研修を受けることで、文字通り喀痰吸引の対応が可能になります。

講義と実地研修が必ず必要なこと、申請をし、認定を受けること、就業施設が喀痰吸引の処置を行ってよい認可を受けていることなど、実際に処置ができる環境になるまでには制約が多いものになります。

現場で重宝される資格、スキルですが制約が多いことも覚えておきましょう。

認定介護福祉士

▼研修期間▼

約1年半(600時間)

▼受験資格▼

介護福祉士を取得後の実務経験が5年以上

介護福祉士は国家資格ですが、認定介護福祉士は民間資格となります。

資格の歴史も比較的新しいものになりますので、取得例も少ないのですが、介護福祉士の上位資格の位置づけとなります。

認定介護福祉士を取得することで、介護現場でのリーダー的な存在としての確立や、スタッフの指導など、現場の中心的存在として認められやすいです。

+αで取得したいスキルアップの介護資格

レクリエーション介護士2級・1級

▼研修期間▼

通学講座で約2日、通信講座で3ヶ月程度

▼受験資格▼

特になし

初任者研修の資格の研修項目の中に、レクリエーションのやり方という項目は存在していませんが、介護施設で働くうえで、ほとんどの方がレクリエーションの企画や実行を担当することになります。

そんなレクリエーションの企画・運営について学べるのが、レクリエーション介護士の資格です。

レクリエーション介護士は2級と1級に分かれており、まずは2級の取得から始めます。

ガイドヘルパー

▼研修期間▼

約20時間

▼受験資格▼

各都道府県によって資格要件が異なる

ガイドヘルパー(移動介護従事者)とは、視覚障害、全身障害、知的障害など、何らかの理由で1人での移動が困難な方に対し、移動の支援をする人のことを言います。

施設内での誘導や、買い物への付き添いなど、介護現場の様々な場面で活かせる資格です。

注意点は、各都道府県ごとに資格要件が決められていることです。

資格取得を検討する場合は、必ずお住まいの地域の資格要件をチェックしておいてください。

介護予防運動指導員

▼研修期間▼

31.5時間

▼受験資格▼

初任者研修(ホームヘルパー2級)の資格+実務経験2年以上

実務者研修、介護福祉士、看護師などの、介護・医療分野の国家資格や公的資格をお持ちの方

国家資格の養成校の卒業見込み者かつ資格取得見込み者

介護予防運動員とは、高齢者の筋力トレーニングや、介護予防プログラムの作成などを行い、自立した生活を送れるようにサポートを行う専門家です。

養成講座では、トレーニング方法のほかにも、転倒予防、栄養改善、口腔機能改善、認知症予防など、健康維持や予防に関わることを多角的に学べます。

老健やリハビリ特化のデイサービスなど、さまざまな職場で活かせる資格といえるでしょう。

認知症ケアに特化した介護資格

認知症ケア専門士

▼研修期間▼

100~150時間(約3ヶ月)

▼受験資格▼

認知症ケアに関連する施設、団体、期間などで、過去10年の間に3年以上の実務経験があること

国家資格ではなく、民間資格になりますが、認知症ケア専門士の資格を持っていることで、認知症ケアの知識と実績があるとアピールすることができるので、転職に有利になります。

また、認知症ケア専門士には、認知症ケア上級専門士という上位資格もあります。

認知症介護基礎研修

▼研修期間▼

6時間程度

▼受験資格▼

特になし

厚生労働省は、2021年4月からの介護報酬改定で、無資格で働いてるすべての介護職員に「認知症介護基礎研修」の受講を義務付ける方針となっております。

3年間の経過措置があるため、完全移行は2024年になりますが、今後注目されていく資格といえます。

無資格で資格取得をせずに介護業界で働こうと考えている方は、早めに研修を受けておくことをおすすめいたします。

認知症介護実践者研修

▼研修期間▼

都道府県により異なる

※大阪府の場合は、講義・演習8日間と自施設実習4週間

▼受験資格▼

都道府県により異なる(下記は大阪府の場合)

介護保険施設・事業者等に従事する介護職員で、身体介護に関する基本的知識・技術を修得している者であって、概ね2年程度の実務経験を有する者

認知症介護実践者研修は、資格を取ったからといって給料面に直結する資格ではありません。

しかし、いまの職場でのリーダー的ポジションに任命されやすくなったり、転職時に有利に働くなど、間接的に役職が上がって給料アップにつながることは大いに見込めます。

認知症介護実践リーダー研修

▼研修期間▼

都道府県により異なる

※大阪府の場合は、講義・演習11日間と自施設実習6週間

▼受験資格▼

都道府県により異なる(下記は大阪府の場合)

「介護保険施設・事業者等に従事する介護職員等で、介護保険施設・事業者等において介護業務に概ね5年以上従事した経験を有する者であり、かつ、ケアチームのリーダーまたはリーダーになることが予定されるものであって、実践者研修(旧基礎課程)を修了し1年以上経過している者

認知症介護実践者研修の上位資格になります。

より、スキルアップを目指す方には、おすすめしたい介護資格の1つです。

施設長・管理者を目指すなら取得したい資格

ケアマネージャー(介護支援専門員)

▼勉強時間の目安▼

10ヶ月~1年

▼受験資格▼

・生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員での業務経験5年以上(通算して5年以上であり、かつ、当該業務に従事した日数が900日以上であること)

・国家資格に基づく実務経験が5年以上(通算して5年以上であり、かつ、当該業務に従事した日数が900日以上であること)

※看護師、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士など全22種

ケアマネージャー(介護支援専門員)の受験資格は、2018年に変更になり、上記の要件となりました。

変更前までは、介護経験が10年以上あれば受験可能でしたが、現在は廃止されております。

ケアマネージャーの詳しい内容や仕事内容については、こちらの記事をどうぞ。

精神保健福祉士

▼研修期間▼

受験資格の取得ルートにより異なる

▼受験資格▼

下記の図を参考(参考:http://www.sssc.or.jp/seishin/shikaku/route.html

精神保健福祉士

精神保健福祉士の役割は「精神障害者」の社会復帰を支援する人材とされています。

精神科病棟や、医療機関でも活躍することができる国家資格になりますので、病院で看護助手や、介護福祉士として勤務経験が長い方のキャリアチェンジとしても人気の資格です。

精神保健福祉士の取得ルートは全11ルートありますので、ご自身の経験や状況に合わせた方法を選択していきましょう。

社会福祉士

▼研修期間▼

受験資格の取得ルートにより異なる

▼受験資格▼

下記の図を参考(参考:http://www.sssc.or.jp/shakai/shikaku/route.html

社会福祉士

社会福祉士の仕事内容は、相談、援助、支援といった仕事内容が主な業務内容になります。

介護施設の運営業務において、中核のポジションを担うことになりますので、介護福祉士から社会福祉士を目指す方も少なくありません。

社会福祉士の役割や仕事内容については、こちらの記事を参考にしてみてください。

社会福祉主事任用資格

▼研修期間▼

受験資格の取得ルートにより異なる

▼受験資格▼

下記の図を参考(参考:厚生労働省

社会福祉主事任用資格

社会福祉主事任用資格は、社会福祉主事として任命されることで初めて効力を発揮する資格です。

そのため、求人の募集条件の中に、社会福祉士は必須資格だが、社会福祉主事任用資格は不可、というような条件も見られます。

また、社会福祉士は国家資格に受からなければいけませんが、社会福祉主事任用資格は、授業や講習を受けることで取れる資格というのも大きな違いです。

サービス提供責任者という資格はない

サービス提供責任者は役職名となりますので、「サービス提供責任者」という資格は存在しません。

ただ、希望すればだれでもなれるわけではなく、サービス提供責任者として認められる資格要件は以下の通りです。

サービス提供責任者として認められる資格

  • 介護福祉士
  • 実務者研修(ホームヘルパー1級)

介護施設や、訪問介護事業所において連携や調整役を任されるのがサービス提供責任者ですので、管理者へのキャリアアップの1歩としても人気です。

キャリアチェンジで役立つ介護資格

柔道整復師・作業療法士・理学療法士

柔道整復師・作業療法士・理学療法士については、国家資格となります。

介護施設でのステップに関しては、機能訓練指導員というポジションです。

入居者さんや利用者さんの機能訓練計画表を作成し、リハビリや、身体機能向上を目的として支援していきます。

特別養護老人ホームやデイサービス、介護付き有料老人ホームなど、職場の幅も広いです。

介護事務管理士

▼研修期間▼

通信講座で約4ヶ月

▼受験資格▼

特になし

介護現場のケアマネージャーのサポート業務など、介護施設における事務業務全般を行う上で、必要な知識を習得できます。

介護現場の事務のお仕事においては、資格必須の求人はほとんど見かけませんが、それ故に1求人に多数の応募者が集まる現状があります。

その中で、介護事務管理士の資格を持っていれば、多数の応募者に埋もれずに、自分自身をアピールすることにもつながります。

また、すでに事務職で働いているのであれば、施設内での信頼獲得にも貢献してくれる資格といえるでしょう。

福祉用具専門相談員

▼研修期間▼

講義・実習の全40時間(約5日間)

▼受験資格▼

特になし

福祉用具専門相談員は、利用者が適切な福祉用具を選べるように支援する役割を担っています。

利用者の心身の状況や、現在の生活環境に適した福祉用具について提案を行うのが、おもな仕事内容になります。

介護の資格を取得しても給料が上がらないケースもある

基本的なステップとして、初任者研修、実務者研修、介護福祉士までは、多くの介護施設で明確な給料水準があるため、目に見える形で給料が上がっていくでしょう。

そのほかの資格に関しては、施設によっては資格手当がつくものもありますが、施設ごとに金額のばらつきもあります。

また、昇進やステップアップのために必要な資格は、役職が上がることによって給料が上がるという相関関係になっているものが多いです。

資格取得をしてからが、ステップアップのための分かれ道になりますので、働いている職場で思うようにステップアップできなければ、転職も視野に入れておきましょう。

介護資格の種類を理解してステップアップを目指そう

介護資格には、たくさんの種類があり、介護現場や職種によって生かせるもの生かせないものが変わってきます。

あなた自身のキャリアを明確にして、必要な資格を必要なだけ取得していきましょう。

スタッフ満足のご紹介

私たちスタッフ満足は、大阪、京都、兵庫、奈良で老人ホームを約50施設運営している株式会社スーパー・コートのグループ会社として、介護、看護に特化した人材派遣と人材紹介を行っております。

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