介護士の資格の種類と取得方法!介護福祉士になるまでの道のり

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介護職に就くためには、必ずしも資格が必要なわけではありません。

しかし、資格を持っていない者よりも、有資格者のほうが給与や就職の面で有利であることは確かです。

今回は、介護士として働くうえで取得しておきたい、介護職員初任者研修・介護職員実務者研修・介護福祉士の資格を取る方法をご紹介します。

また、キャリアアップにつながる介護資格についても解説しますので、参考にしてみてください。

介護士・看護師

介護職の資格の種類<21種>

介護職に関わる主な資格としては、介護職員初任者研修・介護職員実務者研修・介護福祉士などがあります。

なかでも介護福祉士は国家資格であり、取得することで待遇面での優遇や介護士としてのキャリアアップにつながります。

本記事では、初任者研修→実務者研修→介護福祉士という、介護福祉士になるためのキャリアを詳しく解説しております。

上記の資格に+αで資格を取得したいと考えている方は、こちらの記事をご覧ください。

介護職員初任者研修の資格取得方法

介護職に就くにあたって、まずは修了しておきたい研修です。2013年の法改正によって、かつてのホームヘルパー2級研修に準ずる資格として新設されました。

介護職員初任者研修を修了しているのと無資格とでは、時給に100円以上の差が出ることもあります。

介護職員初任者研修の資格を取得するには、資格初任者研修講座スクールに通い、130時間のカリキュラムの受講と修了試験の合格が必要です。修了試験は難しいものではないため、比較的ハードルの低い資格といえます。

受講するうえでの資格や条件はありません。通信の短期集中コースを選択すれば、最短1ヵ月での取得も可能です。

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介護福祉士実務者研修の資格取得方法

介護職員初任者研修よりも、より専門的な知識や技術を修学する研修です。

養成施設や福祉系高等学校を卒業していない実務経験者が介護福祉士の国家試験を受けるためには、この介護福祉士実務者研修の資格取得が必須です。

資格を取得するためは、実務者研修を開講しているスクールに通い、20科目450時間のカリキュラムを受講し、スクールによっては修了試験がある場合もあります。

カリキュラム内容は、介護の基本から介護に対する理解、心得などのほか、『たん吸引や経管栄養の基礎知識』といった医療ケアについても学習します。

受講に必要な資格や条件はありませんが、一部のスクールでは介護職員初任者研修修了を受講条件にしているところもあります。

介護福祉士の資格取得方法

介護福祉士は、昭和63年5月に成立・公布された「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格です。

介護福祉士の資格を取得するためには、まずは試験に合格しなければなりません。

介護福祉士試験は厚生労働省の外郭団体である財団法人社会福祉振興・試験センター管轄のもと、毎年1月に筆記試験、3月に実技試験が実施されます。

受験手数料は1万5,300円です。[注1]

介護福祉士試験を受けるには、下記3パターン7項目のいずれかに該当している必要があります。

実務経験パターン

すでに介護職に従事している場合は、下記の2つの条件のうち、どちらかを満たすことで受験資格を取得できます。

  • 介護業務の実務経験が3年以上あり、介護福祉士実務者研修を修了している
  • 介護業務の実務経験が3年以上あり、介護職員基礎研修もしくは喀痰吸引等研修を修了している
  • 厚生労働省:第32回介護福祉士国家試験の施行について
第32回介護福祉士国家試験の施行について

養成施設修学パターン

以前は養成施設を卒業することで介護福祉士の資格が取得できました。しかし「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正により、2016年以降は受験が必要となりました。

次のいずれかの条件を満たすことで受験資格を取得できます。

  • 高等学校卒業資格を持ち、介護福祉士養成施設(2年制以上)を卒業している
  • 高等学校卒業資格を持ち、福祉系大学・社会福祉養成施設・保育士養成施設のいずれかを卒業後、介護福祉士養成施設(1年制以上)を卒業している

福祉系高等学校修学パターン

福祉系高等学校を修学するパターンでは、次の3つのいずれかで受験資格が取得できます。

  • 2009年度以降に福祉系高等学校へ入学、新カリキュラムを履修したのち卒業している
  • 2008年度以前に福祉系高等学校へ入学、旧カリキュラムを履修したのち卒業している※1
  • 2009年度以降に特例高等学校へ入学、必須単位を取得して卒業後、介護業務を9ヵ月以上※2 経験している※1

※1 介護技術講習を受講していない場合は、国家試験の際に実技試験を実施

※2 勤務日数135日以上

EPA介護福祉士候補者が介護福祉士資格を取得する方法

日本で介護福祉士を目指し、EPA受け入れ施設で研修を受けながら働くインドネシア人、フィリピン人、ベトナム人のことをEPA介護福祉士候補者といいます。

受け入れ施設での研修・就労経験が3年以上あり、国家試験に合格すれば介護福祉士の資格を取得できます。

介護福祉士の仕事内容

介護福祉士の資格を取得して経験を積むと、一般的な身体介護や生活援助だけではなく、利用者様の家族との対応や、ほかスタッフのマネジメントまで求められることがあります。

相談と助言

介護福祉士になると、介護計画の作成を行い、利用者さんやご家族に対しての説明をすることもあります。

介護に対しての不安を取り除いてあげるための相談に乗ってあげることも、介護福祉士の大事な仕事です。また、福祉用具の選定や使用についてのアドバイスも行います。

スタッフのマネジメント

介護福祉士は介護職の中で唯一の国家資格です。

そのため、新しく入ったスタッフの指導役として任命されることもありますし、普段の介護業務の中でどう対応したらよいかわからない場合に、意見を求められることもあります。

介護福祉士の資格を持っているため、さまざまな場面で頼りにされることが増えますが、その分、責任感を持って業務に取り組むことができます。

介護福祉士になるメリット

キャリアアップにつながる

介護福祉士の資格を持っていると、職場内のリーダー業務を任されることも増えてきます。

主任への昇格や、サービス提供責任者へのキャリアチェンジなど、介護福祉士の資格を取得することで、さまざまなキャリアを考えることができます。

給与が上がる

介護福祉士の資格を取得すると、正社員であれば、資格手当として毎月のお給料がUPします。

パートや派遣であれば、介護福祉士になるだけで時給が100円UPすることも少なくありません。

それくらい、介護福祉士の資格を持っているということは、介護に精通した知識と経験を兼ね備えているという評価をもらえることにつながります。

就職・転職・復職にも有利

介護福祉士の資格を持っていると、施設側とすれば即戦力として認識してくれますので、就職や転職には当然有利になります。

また、多少のブランクがあったとしても、介護福祉士の資格を持っていれば、給与などの条件を下げることなく復職することに、つながりやすくなります。

資格を取得して介護士としてのキャリアやスキルを伸ばそう!

介護士として働くことを長期的に考えるなら、資格の取得はマストといってよいでしょう。無資格と有資格者では仕事や求人の幅だけでなく、給与や待遇にも大きな差があります。

資格を取得するための講座やスクールを選ぶ際は、受講料だけでなくコース内容や受講スケジュールなどもしっかり確認しましょう。

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