介護の夜勤専従の働き方|給料や出勤回数は?メリットを解説!

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夜勤専従や、夜勤専属と呼ばれている働き方は、日勤帯で働く介護士と比べても、高い給料で働くことができます。

介護職の中でも人気のある働き方ですので、メリット・デメリットを詳しく解説していきます。

介護士・看護師

介護士の夜勤専従とは?

夜勤専従とは、その名の通り夜勤の時間帯をのみを担当する働き方のことをいいます。

ロング夜勤と呼ばれる、夕方16時や17時から、朝の9時や10時になる働き方と、ショート夜勤(準夜勤)と呼ばれる、21時~朝9時までの時間帯(実働時間は施設による)で働く働き方と、大きく2種類あります。

夜勤専従の仕事内容

夜勤の仕事内容において、日勤帯と大きく違う点は以下の通りです。

  • 夜間の見回りがある
  • 就寝準備、起床準備の介助がある
  • レクリエーションの対応がない

夜勤専従の出勤回数

夜勤専従として働く場合の出勤回数は、最大で月10~11回です。

週2~3回のペースで入ることができます。

入り/16時明け/10時入り/16時明け/10時入り/16時

夜勤専従の1日のスケジュール

就業場所、職場によりスケジュールはいろいろですが、介護関連施設では、下記が1日の夜勤の仕事の基本スケジュールとなります。

16:00出勤、業務の引継ぎ、状況を見てサポート業務
17:00夕食準備、食事介助、服薬介助
18:00口腔ケア、入居者さんの自由時間
20:00就寝準備、トイレ介助、おむつ交換
22:00消灯
23:00見回り、トイレ誘導、おむつ交換
24:00記録業務
01:00休憩、軽食、仮眠
03:00見回り、トイレ誘導、おむつ交換
05:00起床、着替え、車いすへの移乗、トイレ誘導
06:00朝食準備、バイタル測定
07:00朝食、食事介助、服薬介助
08:00口腔ケア、下膳
09:00介護記録の作成、日勤帯のスタッフへ引継ぎ
10:00退勤

夜勤専従で働く人も日勤帯で研修がある

「慣らし日勤」と、言われることも多いですが、夜勤の時間帯のシフトに入る前に、日勤帯の時間で研修期間を設けている介護施設もあります。

期間は、施設によってさまざまですが、だいたい1週間~1ヶ月程度です。

正社員、パート・アルバイト、派遣社員問わず、慣らし日勤がある施設が多いですので、就業前にはチェックしておきましょう。

夜勤時の救急対応がある

夜勤の際に、入居者さんの体調が急に悪化した場合は、救急対応が必要になります。

また、体調の重大な悪化だけでなく、転倒時にケガをしてしまったなどの、軽いものまで救急対応には含まれます。

その際、現場で主として動くのは勤務中の介護士ですので、緊急時でも冷静に対処していかなければなりません。

もちろん、医療的な処置の部分は看護師の役割になりますが、対処の初動の部分は介護士の担う範囲が大きいので、職場の研修やマニュアルをしっかり覚えておきましょう。

介護士が夜勤専従で働くメリット

夜勤手当があるため同じ勤務時間でも給料が高くなる

パート・アルバイト、派遣社員で働く方にとっては、同じ勤務時間であるにも関わらず、日勤帯の時間で働くよりも給料が上がります。

「2019年 介護施設夜勤実態調査結果」によると、夜勤手当の支給額は1回6,000円が相場となります。

パート・アルバイトの場合

時給+夜勤手当が支給される

派遣社員の場合

基本時給×1.25倍(22時~5時の間)

※基本時給1,200円の場合は、上記時間帯のみ1,500円になる

どうせ同じ時間働くのであれば、時給が高いときに働きたい!という方は、夜勤専従はおすすめです。

夜勤のみなので生活リズムが一定になる

正社員のような、日勤+夜勤の働き方をすると、就寝時間や食事の時間などがバラバラになり、どうしても生活リズムが乱れ、体調を崩しやすくなります。

その点、夜勤専従であれば、毎回同じ時間のライフスタイルになるので、生活リズムは一定に保ちやすくなります。

プライベートに使える時間が増える

夜勤明けの翌日は、お休みのシフトになることがほとんどでしょう。

通常の休みも重なると、次の出勤までに、丸2、3日間の時間が確保されることになります。

日勤帯の時間で週5日間働くと、2日間の連休はなかなかありませんが、夜勤専従であれば時間は作りやすくなります。

入り/16時明け/10時入り/16時明け/10時入り/16時

勉強時間にするもよし、家族や友達と過ごす時間にするのもよし、有意義に使っていきましょう!

介護士が夜勤専従で働くデメリット

昼夜逆転の生活になる

夜勤専従で、生活リズムが一定になるとはいえ、昼夜逆転の中で日々過ごすことになります。

夜勤専従で働く方が自分に合っているという方は、一定数いますが、もし自分には合わないなと感じるようであれば、働き方を変えた方が良いかもしれませんね。

体調管理に気を付ける必要がある

夜勤専従で働く方は、体調管理には特に気を付けましょう。

夜の時間に働くことになるので、当然ながら体調を崩しやすくなります。

また、もし体調を崩して働くことができなくなった場合、代わりに夜勤の時間帯で働ける人を探すのも一苦労です。

あなた自身のために、体調を崩さないのが一番ですが、夜勤専従として長く働くことを考えた時に、身体のケアは日ごろから気を付けておきましょう。

夜勤専従で働く介護職の給料は?

正社員の場合の夜勤専従

施設形態平均給与額(月給)平均給与額(年収)
特別養護老人ホーム361,890円4,342,680円
介護老人保健施設350,380円4,204,560円
介護付有料老人ホーム(特定施設)339,510円4,074,120円
訪問介護事業所314,440円3,773,280円
グループホーム303,800円3,645,600円
通所介護事業所294,980円3,53,9760円
通所リハビリテーション事業所315,020円3,780,240円
小規模多機能型居宅介護303,760円3,681,120円
介護療養型医療施設329,850円3,958,200円
介護医療院323,950円3,887,400円
※平均給与額は、手当や一時金も含む
参考:厚生労働省

夜勤専従の正社員という働き方は少し特殊なので、募集が出回ることはあまりありません。

上記の金額は、各施設ごとの、一般的な介護福祉士の正社員の平均給与です。

賞与や処遇改善、夜勤手当(月平均4~5回)などが全て含まれた金額となります。

「2019年 介護施設夜勤実態調査結果」によると、夜勤手当の支給額は1回6,000円が相場となります。

夜勤専従の正社員の場合は、単純計算で、月給が+30,000円~36,000円も変わることになります。

パート、アルバイトの場合の夜勤専従

施設形態平均給与額(時給)実労働時間数平均給与額(月給)
特別養護老人ホーム1,360円108.4時間147,470円
介護老人保健施設1,399円109.5時間153,230円
介護付有料老人ホーム(特定施設)1,391円106.4時間148,070円
訪問介護事業所1,621円71.1時間115,290円
グループホーム1,403円102.7時間144,140円
通所介護事業所1,253円94.7時間118,700円
通所リハビリテーション事業所1,288円105.4時間135,860円
小規模多機能型居宅介護1,277円95.6時間122,120円
介護療養型医療施設1,316円116.1時間152,880円
介護医療院1,273円107.4時間136,730円
※平均給与額は、手当や一時金も含む
参考:厚生労働省

こちらの図は、介護福祉士が、各施設でパート・アルバイト、派遣社員で働いた場合の平均時給額です。

前述しましたが、「2019年 介護施設夜勤実態調査結果」によると、夜勤手当の支給額は1回6,000円が相場となります。

上記の表は、資格手当や夜勤手当なども含まれた、時給金額になっておりますが、日勤帯のみの時間で働く介護士と比べると、高水準の平均給与となるのは間違いありません。

派遣社員の場合の夜勤専従

派遣社員の場合

基本時給×1.25倍(22時~5時の間)

※基本時給1,200円の場合は、上記時間帯のみ1,500円になる

派遣社員の場合は、22時~朝5時までの7時間の間の時給が「基本時給×1.25倍」されます。

また、夜勤専従の働き方になるので、日勤帯で働く介護士よりも、そもそも時給が50円~150円ほど上乗せされて働くことができます。

ただし、夕方16時~翌10時まで働いたとすると、おおよそ2時間は休憩時間が確保されます。

この2時間の休憩時間は、22時~朝5時の間で取るような形となりますので、実働時間は5時間になります。

このあたりは注意しておく必要がありますが、いずれにせよ派遣社員の場合も夜勤専従は稼げる働き方です。

夜勤専従で働くには資格が必要?

無資格では働けない介護施設が多数

夜勤の時間帯は、常駐しているスタッフの数も少なく、無資格の方ができる業務は少ないです。

そのため、無資格では夜間の時間帯の仕事を任せていないことがほとんどです。

夜勤専従として働きたい場合は、最低でも介護職員初任者研修の資格取得を目指しましょう。

初任者研修の資格は働きながらでも取得することができるので、興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。

夜勤専従の介護士を目指してプライベートも充実させよう!

介護職の夜勤専従は、通常よりも高い給料で働くことができ、プライベートの時間も確保しやすい働き方です。

体調管理などに日ごろから気をつける必要はありますが、得られるメリットは大きいですので、夜勤専従に興味のある方は、ぜひとも目指してみましょう!

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